何も選ばなかったことすら選択だったと、受け入れられるだろうか。
人生、うまくいかない
正直に言うと、私の人生はあまりうまくいってない。
不登校で、浪人して、大学も偏差値は高くなくて、教育学部に入ったのに教員免許も取れなかった。
就活も上手くいかなくて、今は誰でも入れるような派遣の仕事をしてる。
流されるままここまで来たなって思うし、自分でもクオリティ低い人生だなって思うことがある。
それでも、過去を正解にできるのは、自分しかいないと思ってる。
自分の生き方次第で、この過去に意味を与えられるんじゃないかって。
今の自分と、拭えない違和感
最近思うのは、今の仕事のこと。
研修も簡単で、正直言って誰でもできる仕事だなって感じる。
製造派遣だから、私の能力が特段高いとかではなく、本当にそうなんだろう。
能力を求められてる感じもしないし、自分じゃなくてもいいんだろうなって思う瞬間もある。
この会社にとって、私は「人財」じゃなくて、ただの「労働力」なんじゃないかって。
私にしかできないことって何なんだろうって。
でも、限られた環境で得られるものって、確かにあると思う。
通信制高校に通ってたとき、授業を倍速で流したり、放置して見てたりしてた。
時間はあったのに、資格の勉強をするわけでもなく、ゲームばかりしてた。
今思えば、いくらでもやりようはあった。
大学でもそうだった。
やりたくないことを後回しにして、レポートを落としたり、単位を落としたりした。
もっとやれてたはずだと思う。
教員免許も、卒論も、就活も。
後悔なんて、数えだしたらきりがないんだよ。
大事なことから目を逸らし続けてきた人生だったから。
呪術廻戦と「託されたもの」
呪術廻戦を見たきっかけは単純で、ジャンプで人気だったからだ。
でも、ちゃんと記憶に残ってるのは、渋谷事変のシーンだった。
人が死んで、守れなかった現実を突きつけられて、何もできなかった自分に打ちひしがれる虎杖悠仁。
そのときに言われる言葉がある。
「死に意味や理由を見出すことは、時に死者への冒涜となる」
人が死んだあと、あの人の死には意味があった、なんてただの生きてる側の都合でしかない。
それでも。
「お前は何を託された?」
死んだ人の気持ちなんてわからない。
何が正解だったのかもわからない。
それでも、受け取ったものがあるなら、それをどうするかは、生きてる側に委ねられてる。
正直、お墓参りだってそうじゃない?
死んだ人のためって言いながら、結局は自分満足でやってる部分あると思う。
それでも、これまで継ないできた血脈、守ってきた家名があって、私たちはいま生まれてくることができたなぁって。
だとしたら、自分一人の人生で完結してるわけじゃないよなって。
何も選ばないまま終わるわけにはいかないよなって思った。
歯車であることを認めるということ
呪術廻戦って、正しい死とか人の役割とか、結構はっきり言葉にされる。
でも正直、そこには少し違和感があった。
人には役割があるとか、そういう星の下に生まれたとか。
そういうふうに決められてるものじゃないと思ってる。
自分で選んで、自分で決めていくのが人生だと思うから。
それでも、渋谷事変は別だった。
虎杖悠仁が、宿敵である相手である真人と同類だって認めるシーン。
あれが、どうしても頭から離れなかった。
正義なんてなくてもいい。
それでも、自分は歯車として動く。
あの姿を見て、正直、少しだけ自分と重なった。
今の仕事も、誰でもできることをやっていて、会社にとっては代わりのきく存在だと思う。
私はただの労働力で、歯車の一つに過ぎない。
だからこそ、ずっと思ってた。
自分はこんなところで終わる人間じゃないって。
でも、それを否定し続けてる限り、多分、どこにも進めない。
自分の現在地を、自分が歯車であることを認めないまま、特別でありたいって思ってるだけだった。
だからまず、そこを認めるところから始めるしかないんだと思った。
特別になれなかった自分の本音
私は、本当は特別になりたかった。
何者かになって、歴史に名を刻んで、「自分がこの世界に存在した証明」を残したかった。
色んな漫画やらアニメやらに影響受けたからね。
でも現実は、ただの派遣社員。
正直、1年前の自分でもこんな未来は想像してなかった。
理想とは正直かけ離れてる。そう認めざるを得ないよね。
それでも、今の自分を否定し続けるのは、もうやめたいと思った。
正しいかどうかは、わからない。
でも、自分なりにこう在りたいと思うものはある。
それを曲げずに生きることが、今の自分にとっての正しさだと思ってる。
すごい人を見ると、今でも思う。
自分もああなれたらって。
でも、結局、私は私にしかなれない。
だったら、このままの自分で戦うしかないんだと思う。
それでも、どう生きるか
まぁ、自分の人生だから。
歯車になるなら、それはそれでいい。
特別に焦がれるなら、それも否定しない。
でも、どう回るのか、どう在るかは、自分で決める必要があると思う。
くじけそうなときとか、自分って社会に必要なのかって思うこともある。
それでも。
これまで、何を受け取ってきたんだろう。
何を託されて、ここまで生きてきたんだろう。
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