「さあ、どうする?」に救われた。SUPER BEAVERと普通から外れた私の人生

学び・考察

「さあ、どうする?」

たった一言なのに、何度も救われてきた。

これは、SUPER BEAVERと出会って、人生の見方が変わった話。

出会いは、何でもなかった

SUPER BEAVERとの出会いは、劇的でも奇跡的でも、運命的でもなかった。

曲も知らなかったし、彼らがどんな人たちなのかも、何も知らなかった。

それでも、家族に誘ってもらって足を運んだ山口のライブで、すぐにわかった。

この人たちは、音楽に命をかけている。

ただ音を鳴らしてるんじゃなくて。

まるで、ひとりひとりに向けて言葉を投げかけてくるようだった。

歌詞も、MCも、その場の空気さえ、全てがまっすぐ胸に入ってきた。

その瞬間、私は強く揺さぶられた。

何かに本気で打ち込むって、こういうことなのかって。

彼らのごまかしのきかない熱量に、ただ圧倒された。

「好き」じゃ伝えきれない、この感情は

メロディーがいい、歌詞がいい、MCがいい。

理由を並べようと思えば、いくらでもそんな言葉が出てくる。

でも、多分それだけじゃ足りない。

私にとってSUPER BEAVERは、ただ好きなバンドじゃない。

私の生き方そのものに触れた存在だ。

一本芯の通ったその在り方が、歌にも言葉にも行動にも滲んでて。

何もできてない自分、途中で立ち止まってばかりの自分、言い訳ばかり探してた自分。

そんな自分を静かに、でも容赦なく突き付けてくる。

それでも、そこで終わらなくて。

「さあ、どうする?」

そう問い返してくる。

他人の声に流されるな。自分で選んで、自分で歩け。

そう言われている気がして、だから私は救われた。

何もできなかった、でも変わりたかった

BEAVERと出会う前の私は、臆病で、怠惰で、自分と他人を比べてばかりだった。

不登校になって、いわゆる普通のレールから外れた。

そのことがどうしても受け入れられなくて、死にたいとか、生まれ変わりたいとか、そんなことばかり考えてた。

好きなことも、やりたいことも、ちゃんとあった。

でも、自分には無理だと決めつけて、最初から諦めてた。

あのとき、突き付けられたのは『今』だった。

今をやめるのか。

今を諦めるのか。

そんな風に問われた気がした。

逃げていた自分と、向き合う

特別でなくていい。完璧でなくていい。

ただ、今を投げ捨てないこと。

それだけで、人は前に進めるのかもしれない。

人と違うのは当たり前で。

人生に前例がないなんて、当たり前すぎて。

私は世界に1人しかいないから、比べても答えなんて出ない。

むしろ、自分を苦しめるだけだった。

だから私は、少しずつでも、自分自身を肯定して生きたいと思うようになった。

自分で自分を否定したくない。今の自分をちゃんと好きでいたい。

あの日の自分も、全部つながっている

人は、独りで生きていない。そう思うようになった。

それぞれに価値観があって、それぞれに抱えているものがあって、その軌跡が人生で。

私は不登校だったとき、今の自分が恥ずかしくて堪らなかった。

浪人していたとき、やらなきゃいけないことから逃げるように、ゲームに沈んでいた。

塾に行ったのに、気づけば皆が勉強している空間で、私1人だけスマホを触っていた。

塾まで送ってくれた母の顔が思い浮かぶ度に、自分が情けなくて涙が出そうになった。

でも今は、あの時間も含めて、自分の人生だったと思える。

もちろん、誰かと全てを分かり合えるわけじゃない。

それでも、独りでは生きていけないから。

だから、分かち合いたいと思う。

悩んでいる人がいれば寄り添いたいし、困っている人がいれば支えたい。

笑われたことも、理不尽に否定されたことだってあるけど。

でも、その全てがつながって、今がある。

これから、どう生きるか

こうして今日まで生きてきて、人生って面白いなと思う。

あれだけ、死にたいとか、生まれなきゃよかったとか思っていたのに、いま確かに幸せを感じている。

それは、BEAVERに出会えたから。

私の価値観に根差しているのは、いつだって彼らだ。

音楽を通して、人とのつながりを感じられた。

比較じゃなくて、自分自身を見つめることの大切さを知れた。

普通のレールから外れたからこそ、見えたものがある。

私は私のままでいい。前例のない人生に、怯えなくたっていい。

だから私は、これからも自分を否定せずに生きていく。

比べるためじゃなくて、自分で選ぶために。

誰かになるためじゃなくて、自分でいるために。

それでもきっと、また迷う。

逃げたくなる日だって。

でも、そのときは思い出す。

「さあ、どうする?」って。

何度でも、自分に問い直して。

その度に、ちゃんとこの人生を歩いていく。

もう、自分から逃げたくないから。

※今回書いた内容は、SUPER BEAVERとの出会いがきっかけです。

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