天神・博多1人旅体験記|ラーメン・カフェ巡りと心の変化

福岡 天神博多一人旅のアイキャッチ画像 人生考察

「どこかへ行きたい。」

そう思っても、一緒に行く相手がいない。予定もない。お金にも余裕がない。
そんな理由で、自分のやりたいことを後回しにしてしまう人は、きっと少なくないと思う。

私も、そうだった。

でも今回、思い切って福岡・天神へ一人で出かけてみた。
そこで感じたのは、ただ街を歩いたとか、美味しいものを食べたとか、それだけじゃない。

ラーメンを食べて、公園でぼんやりして、本屋で迷って、カフェに入る。
そんな何気ない時間の中で、自分の心の見え方が少し変わった気がした。

この記事では、福岡・天神を一人で巡った体験と、その中で私が感じたことを、ありのままに書いていこうと思う。


旅の始まりは、想像よりずっとしんどかった

行きは特急ソニックに乗った。

自由席だったけれど、席は埋まっていて座れなかった。
そのまま立って移動することになったのだけれど、これが想像以上にきつかった。

とにかく揺れがすごい。

ソニックには何度か乗ったことがあるからわかっているつもりだった。

けど、席に座れなかったのは初めてで、GWということもあり人も多い。

少しずつ気分が悪くなっていって、最後の10分くらいは本気で吐きそうだった。
席は空いていなかったけれど、もう限界で、その場に座り込むしかなかった。

旅って、もっと楽しいものだと思ってた。

そんなことを考えながら、なんとか小倉へ到着。

さらに追い打ちをかけるように、新幹線でICOCAがうまく使えないトラブルまで発生した。

事前に調べたつもりだった。
使えると書いてあった気もする。
でも使えなかったのが現実で。

結局、きっぷ売り場でクレジットカード決済。
少し焦りながらも、なんとか13時までには天神へ着くことができた。

人生って、こういうものかもしれない。
準備しても、調べても、予定通りにいかないことはある。

それでも、進み続ければちゃんと辿り着ける。


福岡といえばラーメン。赤のれんへ

せっかく福岡に来たなら、ラーメンは外せない。

調べて気になった「赤のれん」に向かった。

どうやら100名店にも数えられる有名なお店らしい。

13時過ぎに到着すると、店の前には行列。
やっぱり人気店なんだなぁ。

これは結構待つかな…?

そう思ったけれど、一人だったこともあり、

思ったより早く案内された。

注文したのは、ラーメン、餃子3個、半炒飯がセットになったラーメン定食。

お値段950円。

餃子はパリッとしていて香ばしい。
サイズは少し小さめで食べやすい。

半炒飯は味がしっかり濃くて、満足感があった。

ラーメンは細麺で、最初はやや硬め。
チャーシューは分厚く、脂も乗っていて存在感がある。

スープは少し薄めに感じたので、胡椒を足して自分好みに調整した。

誰かのおすすめもいい。
人気店もいい。

でも最後に「美味しい」を決めるのは、自分の感覚なんだと思う。

気づけば替え玉まで頼んでいた。
替え玉の麺は少し柔らかめで、それもまた良かった。


公園で感じた、「一人」と「独り」の違い

食後は警固公園へ向かった。

向かった理由は何となく。そもそも、この旅に計画性なんてない。

気の赴くまま、行きたいところへ向かう。

そこで感じたことを、心に留める。

向かった理由を強いてあげるなら、ラーメン食べすぎてお腹が膨れたから。

少し休憩したいなって思った。

ついでに、GWで公園に集まる人はどんな人たちなんだろうっていう興味が湧いたから。

天神 警固公園 一人と独り

周りには、友達同士、家族連れ、カップル。
笑い声が聞こえて、穏やかな空気が流れていた。

その景色の中で、ふと思った。

私って一人だなぁって。

でも、そのあとすぐに別の考えが浮かんだ。

今この場所に一人でいるだけで、本当に独りなわけじゃないよなって。

心配してくれる家族がいる。
これまで関わってくれた人がいる。
私は誰かに影響されて生きてきたし、きっと知らないうちに誰かへも影響を与えている。

人って、完全に孤独にはなれないのかもしれないなって、そんなことをつらつら考えた。

引きこもっていたときも、独りじゃなかった

約4年、引きこもっていた時期があった。

あの頃は、世界から切り離されたような気持ちだった。
自分だけ取り残されたようで、苦しかった。

普通っていうレールから外れて、

生きる意味、生まれてきた意味を、一番考えてた時期だった。

でも今思えば、あの時も独りじゃなかった。

見守ってくれる人がいた。
心配してくれる人がいた。

「大丈夫?」 「いつでも相談してね」って、声をかけてくれる人がいた。

だから私は、こうしてまた外へ出て、新しい景色を見ることができている。

公園で嗜む 一人読書

そんなことを思いながら、春の陽気に照らされて。

ふと、思い出す。

そういえば、本を持ってきていたな、と。

本当は電車で読みたかったのだけど、

そんなこと言ってられないくらい酔っちゃったから。

これだけ天気もいいし、読書日和だな、なんて思いながら。


幸せの尺度は、人それぞれでいい

ゴールデンウィークになると、

  • 予定ないの?
  • 一人なの?
  • ぼっちじゃん

そんな言葉を耳にすることがある。

この警固公園でも、私みたいに一人で人を眺めてる人、スマホを頻りに触っている人、ずっと電話してる人、色んな一人の人がいたけれど。

私は何かをするのに、誰かが必要だとは限らないんじゃないかって思う。

旅行したいから友達を作る。
カフェに行きたいから恋人がほしい。

もちろん、それが悪いわけじゃないけどさ。

でも本来、人とのつながりって、何かを埋めるための道具じゃないと思う。

一緒にいて落ち着く。
笑い合える。
気を遣いすぎずにいられる。

そういう関係だからこそ、意味があるんじゃないのかな。

お互い信頼し合える人って、焦りや義務感で手に入れるものじゃないよな。

幸せを分かち合える人って、そうじゃないよな。

そして幸せの形も、人それぞれ違っていいと思うんだ。

誰かと過ごす時間に幸せを感じる人もいれば、
一人で静かに空を見上げる時間に救われる人もいる。

どちらが正しいとか、優れているとか、そんな話じゃないよな。


本屋で感じた、知識との向き合い方

そのあと書店にも寄った。

マーケティングの本でも買おうかなと思って見て回ったけれど、1600円以上する本が多かった。

交通費だけでもかなり使っている。
少し迷って、棚の前を何度も行き来した。

でも結局、買わなかった。

理由はお金だけじゃない。

「今、この一冊だ」

そう思える出会いがなかったからだ。

本って、ただ情報を詰め込むためのものじゃないと思うんだよ。

誰かが時間をかけて、何かを伝えたくて書いたものだから。

だからこそ、適当に増やすより、一冊ずつちゃんと向き合いたいなって思う。

まだ読み切れていない本もあるし、
積みゲーならぬ積み読を増やすより、今ある一冊を読み切ろう。

そう思えた時間だった。


一人でカフェに入る勇気

最後に、気になっていた和カフェ「tsumugi」へ行った。

天然水の削り氷 濃い苺みるくと、苺グリーンティーを注文した。

注文した後で、天然水の削り氷 白桃みるくに気付いた。

私、白桃めっちゃ好きなんだよなぁ….

でも注文取消しは流石になぁって。

少し後悔しそうになったけど、もともと入り口で紹介されてた苺みるくの方に惹かれて入店したんだし…と気を取り直すことにした。

一人で入店は恥ずかしくない

店内を見渡すと、カップルや友達同士ばかり。

正直、一人で入るのはかなり勇気がいった。

何度か店の前を通って、

「やっぱりやめようかな」
「高いしな」

そんなことも考えた。

でも、その時ふと思ったんだよね。

もし今日が人生最後の日だったら、私は後悔しない選択ができるだろうかって。

やりたいと思ったこと。
少しでも心が動いたこと。

それを見ないふりして終わる人生にはしたくなかった。

人の目が気になることはある。
恥ずかしいと思うこともある。

それでも、自分の生き方に嘘はつきたくない。

そう思って、私は店に入った。


天神を歩いて、私が気づいたこと

今回の福岡・天神巡りで一番大きかったのは、観光をしたことじゃない。

「私はどう生きたいのか」

それを、少し再確認できたことだった。

一人の時間も悪くない。
誰かといる時間も素敵だと思う。

でも大切なのは、周りと比べることじゃない。

自分がどう在りたいか。
自分がどんな時間を生きたいか。

一人でいたって、誰かといたって、流れていく時間は同じだ。

その時間の価値を決めるのは、他人じゃない。
私たち自身だ。

大切なものすら、誰かと違うと不安になってしまう、そんな世の中だからこそ。

もし今、周りと比べて苦しくなっている人がいるなら、少しだけ思い出してほしい。

幸せの尺度は、自分で決めていいってことを。

ひかりん

何も誇れるものがない。何者でもない自分が嫌だった。
命を懸けてやりたいことがある、自分はこのために生まれてきたんだって思える人生を歩みたいなって思った。
本・アニメ・マンガ・旅行などから自分の価値観を掘り下げて発信中。
私と同じように自分らしく胸を張って生きたいと思う人の背中を、少しでも後押し出来たらうれしいなって思います。

ひかりんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました